まずは基板をケースのサイズに切り離します。100円カッターで裏表に切り込みを入れて軽く曲げればパキっと割れます。 |
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PC1677Cの足を加工します。基板に最も近くなるようにピンを曲げてください。入力ピン、出力ピン、電源ピンは横に伸ばします。 |
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コイルを作ります。5mm〜1cm程の円形のものにさきほどの銅線を巻きつけてコイルを作ります。
私はいつもコイルを作るときに使っているドライバーに巻きつけて作りました。巻き数は10ターンです。 |
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基板にパーツをハンダ付けしていきます。
ハンダ付けする前に、どの辺にどの部品が付くかのアタリを出しておきます。これをしないと、ハンダ付けした後に場所が足りなかったり、部品同士が干渉したりとスペース不足で惨めな思いをすることになります(笑) |
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基板完成写真です。
ハンダ付けがうまい方が製作するともっときれいになりそうですね。今後精進します(笑) |
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コイルの部分はこのように製作してください。
3本ピンが出ているほうのセンターの1本はニッパーで切り離してください。また、コイルとコイルはあまったジャンパでハンダ付けしてください。
コイルのコアはかなり熱に弱いので、すばやくハンダ付けしてください。 |
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基板完成後はケースに入れます。
ケースのBNC端子と基板は手抜きをせずに同軸ケーブルで配線してください。 |
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蓋へ電源LEDの取り付けを行い、ケースの蓋を閉めて完成です。 |
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TR-10RDXとの接続
先ほど製作した接続ケーブルとつないでみます。
接続後にRF-OUTへパワー計を接続し、FCZコイルのコアを調整してください。パワーが最も出るポイントに調整します。 |
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製作を終えて |
88.0MHzで調整を行ったところ、出力は50mw程となりました。
通常の使用においては不足がないレベルまで増幅できています。
今後の課題としては、パワーモジュールをドライブすることを目的とした1w前後まで引っ張れる12V動作のポータブルアンプを製作したいです。
ファイナルはこの周波数帯では良く使われる三菱電気の2SC1970を使用したいと思います。このトランジスタをドライブするには50mwは少々
足りませんので1677Cの前段へ挿入するトランジスタが必要です。
また、出力が1wと大きく、トロイダルコアを使用したフィルタも組み合わせますので、ケースが今のままでは納まらなくなります。基板も切り離す前の状態のサイズでちょうどよさそうです。
送信出力は半固定抵抗で可変できるように設計します。
完成しましたらまたご紹介致します。 |
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