DISK-BIOSルーチン一覧表

 ファミコン本体にRAMアダプタを差し込むと、通常ゲームのプログラムがロードされるエリアである$E000〜$FFFFへ
DISK-BIOSがロードされます。

DISK-BIOSは、ディスクシステムを起動するためのルーチンや画面表示に関するルーチン、ディスクドライブの読み書きに関するルーチンなどが含まれます。ディスクシステムのソフトからは、DISK-BIOS内のルーチンをコールすることにより様々な便利な機能を使用することができます。


ここでは、DISK-BIOSのルーチンについて解説します。

なお、DISK-BIOSは、解析を阻害するために様々な不要な処理や無意味な回避などを行っています。



番地 機能名称 解説
$E001〜$E148 標準文字キャラクタテーブル ディスクシステムで、標準で定義されている文字のキャラクタデータが定義されている。
$E149〜 1文字分時間ウェイト -
$E153〜 Yミリ秒時間ウェイト Yレジスタにセットされている時間分ウェイトを入れる
$E161〜 スプライト・背景 消去 スプライト及び背景画面を消去する
$E16B〜 スプライト・背景 表示 スプライト及び背景画面を表示する
$E171〜 スプライト消去 スプライトを消去する
$E1B2〜 スプライト表示 スプライトを表示する
$E1F8〜 VSYNCループ VSYNC期間になるまで待つ
$E149〜 ファイル読み込み 読み込むファイルを指定して読み込みを行う
$E237〜 ファイル書き込み 最終ファイルに対して書き込みを行う(AレジスタにFFをセット)
$E239〜 ファイル書き込み 書き込むファイルを指定して書き込みを行う
$E484〜 全ファイル数読み込み 全ファイル数を$06番地へ読み込む
$E492〜 全ファイル数書き込み $06番地の値を全ファイル数としてディスクカードへ書き込む

読み込みたいファイルのロードナンバーが格納されているアドレスをセットする

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